新型コロナウイルスの影響で働き方が大きく変わりました。
コロナ渦は、外出制限があり従来の生活を送ることが困難だったため、世の中の消費も低迷して全体的に不景気の流れとなりました。
業種によっては会社の収益が傾いてしまったり、従業員の削減を行ったり、ボーナスカットを行ったり、働いている社員の方は収入自体が減ってしまったという事例も多いでしょう。
一方で、Withコロナ時代という事もあり、新たな業種や業態が形成されているのも確かです。
そのため、在宅勤務やテレワークを推奨される中、副業という働き方も身近になってきました。
今までの副業は、「本業とは別の仕事を行う」ことを指していましたが、現在では「自宅でできる仕事」の全般が副業とも言われて始めており、本業の延長線上の考えが広まっています。
今回は、生活経済ジャーナリストで城西国際大学大学院准教授の柏木理佳さんが「リモート副業の作業と時給の目安」についてお話しされていたので、詳しい内容を紹介したいと思います。
多様化する副業!テレワークでできる副業は増加中
主婦の方であれば「家事や育児が忙しくて外では働けない」、サラリーマンであれば「休日の数時間だけ働きたい」などの副業に対する様々なニーズがあると思います。
一昔前までは副業を始めるハードルが高く感じられましたが、最近ではパソコンを通じてできる副業が増えたことで、自分のニーズに合わせて副業の仕事を選ぶことが可能です。
新型コロナウイルスの流行に伴って、世の中ではオフィスへ行かずとも仕事ができることが可能であることが証明されました。
これまではオフィスに行かなければできなかった仕事も在宅で行う企業が増え、それに伴ってテレワークでできる業種や業態も増えているのです。
そのため、今後はさらにテレワークでできる仕事だけでなく、副業そのもの自体が増えていくと思われます。
例えば、経理の仕事は社員を雇用せずに外部委託する企業が増えているとも言われており、経理の知識がある方が在宅にて依頼のあった仕事を引き受けていることになります。
また、趣味や特技を活かしてSkypeやZOOMなどのチャットアプリを使い家庭教師の副業を行う人もいますし、勉強だけでなく俳句や娯楽趣味などを教えるレッスン等を副業にしている人も存在します。
ヨガ講師やビジネスマナー講師、カラーコーディネーターなど、自分の趣味や特技を副業の収入に変える事が可能なのです。
また、パソコンを扱った仕事だけでなく昔ながらのダイレクトメール作成や梱包作業のような内職もあります。
収入に変えられる仕事が増えているので、その中でも自分に合わせた副業を選ぶことが大切です。
今人気の始めやすい副業一覧!時給と仕事内容
生活経済ジャーナリストで城西国際大学大学院准教授の柏木理佳さんが「今できる副業」として「時給」と「目安」について語っていたので、そのアドバイスと共に各副業を紹介します!
陳列調査員:時給1500円程度
陳列調査員は、普段利用しているスーパーやコンビニ商品のラインナップを調べる仕事です。
陳列方法をメモしたり写真撮影して発注元に提出すればお金を稼ぐことが可能です。
趣味起業:時給3000円程度
ヨガ、ビジネスマナー、カラーコーディネートなどの得意分野を生徒にレッスンする仕事です。
SNSアカウントを作成したりホームページを作成して集客(営業)することで依頼を引き受け趣味をお金に変えられます。
アンケートモニター:1回数十円~月5万円
美容やダイエットなどの関連商品の試供品やサンプルを試して、使用感や効果などをアンケートで回答します。
また、映画やドラマ、アニメ等のアンケートもあるので手軽で始めやすいのも特徴です。
動画編集:月10万円程度
YouTube(ユーチューブ)などの動画サービスが近年増えています。
動画作成の需要に対して、動画編集の供給が足りておらず、動画編集の募集がかなり多くされています。
保険会社の電話オペレーター:時給1500円程度
電話オペレーターの仕事はオフィスに赴いて仕事がすることが普通でしたが、最近では自宅でできる電話オペレーターも増えています。
専門の研修があるので1日受講すれば、マニュアルや指示通りに仕事を行い、自宅でお金を稼ぐことができます。
スカイプでの日本語講師:時給1000円程度
日本語を勉強したい外国人向けの仕事になります。
日本語を勉強したい外国人は多く、SkypeやZOOM、Messengerなどのチャットアプリを使って依頼者の方とおしゃべりするのが仕事内容です。
経理事務の委託:時給1700円程度
Excel(エクセル)を使った仕事のため、ある程度のパソコン知識やPC環境は必要になります。
依頼者である企業の収支をデータ入力など行うのが主な仕事内容で、経理経験者であれば優遇して仕事を引き受けることができます。
スーパーの手書きPOPの作成:10枚300円程度
一昔前からある内職の仕事で、スーパーやコンビニ等の店頭に置くPOP(販促用の広告)を書く仕事です。
イラストやデザインなどが得意で、手先が器用な方にはおすすめです。
郵送用ダイレクトメールの作成:時給500円程度
一昔前からある内職の仕事で、チラシを封筒に入れて宛先を貼って郵送するのが仕事になります。
パソコンがなくても手作業でできる仕事のため、インターネット環境がない人やパソコンが苦手な人でも始めやすい副業です。
データ入力:時給1000円程度
クラウドソーシングにもよく募集されているデータ入力の仕事です。
銀行や運用会社の伝票などをひたすらパソコンで入力する単調な作業ですが、同じ作業や流れ作業を継続するのが得意な方にはおすすめです。
副業で稼ぐコツは「自分に合った副業」を選ぶこと!
本記事で紹介した副業の他にも、様々な種類があります。
本業と両立して行うのですから、無理なくライフスタイルの邪魔にならない手軽な副業を選ぶのが、長く続けるコツです。
副業で上手に稼ぐには、自分に合った副業を選び、ある程度の期間を継続することです。
継続しなければ作業の効率化や稼ぎ方のコツも見えてこないと思うので、始めのうちは簡単にできる副業を選ぶのがおすすめです。
本業と両立できる手軽な副業として注目されているのが、スマホを扱った「スマホ副業」というものです。
専門の副業サービスに登録してスマホで軽作業を行うことで、ある程度のまとまった金額を稼ぎやすいので副業初心者にはおすすめと言えます。
無料で始められるスマホ副業サービスを以下リンク先で紹介しているので興味のある方はチェックしてみてください!