副業を禁止する企業の多くが理由として「副業は本業へ支障をきたす」を挙げます。
副業は「本業の邪魔」と言わんばかりの理由ですが、果たして本当に副業にはデメリットしかないのでしょうか？
副業では本業と別の業務を行ったり、普段の仕事の延長線上の仕事を外部で行うことで本業だけでは得ることのできない体験やスキルアップを期待することができます。
そこで、今回は「副業が本業へもたらすメリットと利益」について紹介したいと思います。
副業メリット①「税金税務の仕組みや理解が深まる」
本業以外の収入（副収入）で年間20万円以上の報酬を得ると確定申告が必要になります。
確定申告は税金や税務の仕組みを理解する必要があります。
普段会社に処理をしてもらっているサラリーマンやOLの方にとっては普段の生活で習熟する機会が滅多にないため、新たな勉強や経験、刺激になるでしょう。
税金や控除、経費など社会人として知っておいて損のない情報を得ることができるため、貴重な体験となり副業で得られる大きなメリットの1つと言えます。
副業メリット②「時間帯効果の考え方や意識が向上する」
副業では本業の合間の時間である「スキマ時間」を使って、いかに効率良く高い報酬を得るかが重要になります。
「少ない時間で、どうやって高い報酬を得るか」ということを常に考えることで、普段の生活や本業の仕事でも「時間の使い方の意識が向上」すると言えるでしょう。
時間の使い方が上手になれば、本業での生産性も上がり会社としても利益となります。
副業から得られるものは収入だけでなく、仕事に対する考え方や姿勢も学べるのが大きなメリットです。
副業メリット③「本業の仕事に対する姿勢や意識が変わる」
前述した内容と少し被ってしまいますが、副業を行うことで「仕事に対する姿勢や意識が向上する」メリットがあります。
副業では、本業の仕事とは違って会社から指示のある仕事をただ単純こなすのではなく、自分で仕事を見つけて自分で成果を出す必要があります。
つまり、副業の世界では「自分自身が個人事業主（オーナー）」となって仕事を行うことで、稼げる金額も自分の裁量に委ねられ、行う仕事の責任も自分自身が持つことになります。
副業で成功・成長するために自分自身が判断しなくてはならないため判断力や行動力の上昇も期待できます。
副業を行うことで会社へ還元されるメリットや利益としては、この「仕事に対する姿勢や意識の上昇」が最も大きいと言えるでしょう。
副業メリット④「心に余裕が生まれて仕事に対して前向きになる」
副業により、本業以外の収入口が増えることで金銭的な余裕が生まれます。
実際に世間が行っている副業調査でも「収入目的」で副業を始める人の割合が多い結果で、副業を始める人にとって収入口を増やすことはかなり大切な理由となっています。
コロナ渦において、万が一に本業の勤め先企業が業績悪化したとしても、「副業があるから大丈夫」という心持ちになれ、仕事に対しても取り乱すことなく前向きに取り組むことが可能になると考えられます。
失敗したりミスをするのが恐くて行動力に欠ける従業員も、副業を行うことで仕事に対する姿勢が変わり、心に余裕が生まれることで前向きに挑戦する姿勢が育まれると言えるでしょう。
本業に還元できるメリットと利益が多数！副業を前向きに始めてみましょう
今回は「副業が本業へもたらすメリットと利益」について紹介させていただきました。
副業を禁止する企業の多くが理由として「副業は本業に支障をきたす」と言います。
副業禁止を掲げる企業は副業に対するデメリットを列挙しますが、本記事を読んで決して副業はデメリットだけでなく多くのメリットがあることもわかっていただけたのではないでしょうか。
副業には様々な種類があり、コロナ渦においてその種類や仕事内容はさらに増えたと言われています。
人によってはデメリットになり得る仕事もあるため、副業を始める際は自分のライフスタイルと興味のある仕事を考えて、無理なくできる副業を選ぶことが大切です。
メリットが多く存在する副業ですが、デメリットも確実に存在することは確かなので、いかにそのデメリットを避けて上手に付き合っていくかが副業ライフにおいて大切なこととなります。
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